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2005.11.27

回る体

そのまま、路地裏にホストを引っ張り込んだshrです。

路地裏に入ると僕は腕のチカラを緩めてホストを放した。
体を支えていた力がなくなると、ホストはまるでおもちゃの人形のようにぺたんと地面に座りこんだがすぐに立ち上がってこちらをにらみながら何か暴言を吐いていた。
僕はそれには聴く耳をもたづ、相手との距離を測るため左ジャブを軽く出した。
・・・遠い。
半歩ほどステップインしてもう一度左ジャブ。
・・・もう少し近いほうがいい。
次の瞬間、僕は体を沈めるとホストの左足をとってそのまま引っこ抜いた。幼稚園の頃にいったジャガイモ堀りをなんとなく思い出した。土の匂いと、担任の先生に怒られたこと。変だけれどもそのときふと思い出した。

ホストが倒れたのを確認して僕はバックステップでまた距離をとった。
ホストは立ち上がると僕のほうに右腕を振り上げながら近づいてくる。なぜか左腕が前に突き出ていて、顎ががら空きだった。
その左腕を僕の右腕でつかみとり、そのまま体を反時計回りにぐるっと一周回転させた。気がついたときホストは地面にうずくまって苦しそうに頬をおさえていた。僕の左肘がヒットしたからだ。

肘は人体の中で最も硬い部位のひとつだといわれている。ムエタイの試合などでもK.O.率の高い攻撃のひとつが肘による顔面への打撃だ。

僕は倒れたホストをみるとなんだか怖くなってきてその日は宿泊先のホテルへ直帰することにした。

僕は以前に比べると少しだけ肉体的に強くなったのだろう。
毎日、硬いウレタンのマットを素手と素足で打撃しているおかげで、人の顔を殴っても手加減していれば拳はそうそう痛くならない。
そして僕の心も痛まなくなっている。
暴力を振るうことに抵抗がなくなってきている・・・

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2005.11.20

理不尽

最近、ドラクエ8をしてみたshrです。

こないだ地方の繁華街を歩いていたら、後からホスト風の男にぶつかられた。

僕が「いたっ、なんやこいつ」と言うと、ホスト風の男は「なんだ~」となった。

ホスト風情はたいていが細い。ほとんどの奴が10代の後半を仕事で生きている。そのため通常なら、部活やその他で身についているであろう基礎的な筋力が不足している。今回のホスト野郎も身長は180弱はあったろうけれど、おそらくウェイトは僕より少し重いくらいだ。そんな輩が今の僕の敵になるわけがなかった。

その後、ホスト野郎は僕に顔を近づけてきて何か文句を言おうとしたのですかさず、僕は頭突きをいれることにした。

頭は固いほうだ。昔からよく石頭といわれていた。ケンカにおいて近距離および人ごみでの攻防に有効なのは頭突きだ。もちろん相手のおでこを狙っては意味がないので、目や鼻をねらう。たいがいの相手はそれで一歩ぐらい後ろに下がるので、相手との距離ができたとところですかさず逃げるもよし、ジャブを入れるもよしといったところだ。

その日、僕は逃げもジャブもいれずに、ホスト野郎の胸ぐらをつかんで路地裏まで引っ張っていくことにした。ある技をためすために・・・

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